
オリーブオイルは油。カロリーが多い印象がありますね。しかし、美容効果の高い成分たっぷりでダイエットに最適なのです!今回は、オリーブオイルダイエットの効果や成功する方法について紹介します。
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オリーブオイルダイエットとは
オリーブオイルダイエットは、毎日の食事の中に、オリーブオイルを摂り入れることで、減量効果を目指すものです。きつい運動や厳しい食事制限もないので、手軽に始められます。
置き換えダイエットの一つ
食事の代わりに何かを食べて痩せようとする「置き換えダイエット」が沢山存在します。オリーブオイルダイエットもそのひとつです。
オリーブオイルの健康効果の高さ
オリーブオイルの成分は70%以上がオレイン酸です。このオレイン酸は、過酸化脂質の発生を防ぎ、血液中の悪玉コレステロールを減らす働きがあります。この働きによって、血液をサラサラにして、動脈硬化を防ぐ効果が期待できます。
また、EPAやDHAに変わる特徴のある必須脂肪酸でもあるαリノレン酸や、老化やがんを予防し血行をよくする働きのあるビタミンE、骨粗しょう症や動脈硬化を予防する働きのあるビタミンKも含まれています。
オリーブオイルを飲むだけで簡単!
大さじ一杯をスプーンで喉の奥に流すようにして飲み込んでいきます。オリーブオイルをそのまま飲むことに抵抗がある人は、サラダのドレッシングとして使用したり、ヨーグルトや食パンにつけて食べたりしてもいいです。
オリーブオイルダイエットのやり方
オリーブオイルを食事にとりいれるだけの非常にシンプルな方法とは。
そのまま飲む
1回に摂取するオリーブオイルの量は大さじ1~1.5杯が目安です。摂取する回数は、1日2回まで。摂り過ぎてしまうと、逆に太る原因になることもあります。
タイミングは食事の1時間前。飲んだあとは、他に何も食べない。オリーブオイルをしっかりと吸収させることが目的なのでそれを阻害するような、コーヒーなどを途中で飲むのもNGです。
ドレッシングなどで料理に取り入れる
単調な味のオリーブオイルをただ毎日飲むだけだと飽きてしまう人は、ドレッシングとして野菜を和えたり、ジュースの中に入れて飲んだり、工夫してみるとよいでしょう。
いつも通り使うだけでも効果はある
オリーブオイルをそのまま食べるのは抵抗がある人は、植物油の代わりにオリーブオイルを使って調理をして摂取する方法もあります。この場合、直接飲むよりも効果は薄れてしまいますが、続けていくことでダイエット効果に繋がります。
ただし、オリーブオイルは加熱しすぎると食品の成分が壊れ、不味くなる傾向にあります。その場合は、できあがった料理の上に少量掛けて食べると、おいしさと風味、健康的な酸化防止をもたらしてくれるためおすすめです。パスタの上に掛けるなど試してみましょう。
オリーブオイルダイエットの効果は?
オリーブオイルダイエットは、腸の調子を整え、食欲を調整してくれます。オリーブオイルを摂取し続けると、脳が体重・体脂肪を保つ理想値が下がり、その理想値を保とうと自然に食欲を調整して、食欲を減らすよう作用するのです。
オレイン酸が胃腸の働きを促進!
良質の油は腸内環境を整え、便秘解消も期待できます。オリーブオイルに含まれるオレイン酸には胃腸の働きを促進する効果もあり、身体にとてもよく働きます。このオレイン酸の働きによってドロドロな血液がサラサラになり、さらに胃腸の働きを促進する効果もあるため、血行が良くなって便秘やむくみが解消されます。
満腹が得られる!
オリーブオイルは油成分なので、摂取すると満腹感を感じやすくなるため、少なめの食事量でも満足し、食べる量を減らすことができます。しかも満腹感が続くため、間食の量や回数も減らすことができ、ダイエットに効果的です。
美肌効果も!
オリーブオイルにはアンチエイジング効果や美肌効果を生むポリフェノールやビタミンEも含まれています。ですから摂取することで肌の老化を抑制し、肌を保湿し、肌トラブルを軽減し、つややはりを高める事が出来ます。また、抗酸化作用がある栄養素を多く含むため、美髪効果も期待できます。
オリーブオイルダイエットの注意点
食事の前後、一時間以内にオリーブオイルを飲むと食欲増進につながる可能性があるため、食事の前後、一時間以内は避けましょう。また、オリーブオイルも油ですので、当然、摂り過ぎると逆に太ってしまうかもしれません。
オリーブオイルを飲むタイミング
オリーブオイルを飲むタイミングは、食事をする前後1時間を避けて飲むことが効果的だとされます。
食事の量を減らしたい場合は、食事前に飲むことで、満腹中枢が刺激されて一回の食事量が減り、食事によるカロリー摂取を抑えやすくなります。
さらに、「油を飲む」という行為で気分的に胸いっぱいになって、食欲がなくなる場合もあります。
朝起きてすぐと寝る前
特に便秘に困っている人にとっては、オリーブオイルを朝起きてすぐと、寝る直前に飲むことは、腸内環境を整えてデトックス効果を得られるために効果的です。
ただし寝る前はデトックス効果が効きすぎる場合もあるのでご注意ください。
オリーブオイルを飲む量
■オリーブオイルの摂取量(落としたい体重別の目安)
- 9kg減量 ⇒大さじ1杯半ほど
- 9~18kg減量 ⇒大さじ3杯ほど
- 18kg以上減量 ⇒大さじ3杯半ほど
(個人差を考慮しましょう)
(糖尿病など健康に問題がある方は医師に相談してから行いましょう)
種類にもよりますがカロリーは、大さじ1杯あたり111kcalほどです。1日あたり大さじ2杯を飲むことが推奨されているので、222kcalを毎日摂取することになります。
オリーブオイルが持ついくつかの効果がダイエット効果をもたらしてくれるとはいえ、もちろん飲み過ぎないように注意しましょう。
はじめは少なめから
油を直接飲んだことがない人は、いきなり一回に大さじ1程度の量のオリーブオイルを飲むという行為は少し抵抗があるかもしれません。
その場合、最初は大さじ1の量を3回に分けて少量からはじめることが長続きのコツです。慣れてきたら、少しずつ量を増やしていきましょう。
長い目で続ける
オリーブオイルダイエットは、毎日継続して続けることで、徐々に効果が現れます。ゆっくり身体の負担を軽減した痩せ方をする人向けのダイエット方法です。
早くて2週間後、遅い場合1カ月〜2カ月後あたりを目安にダイエットの効果を実感する人が多いようです。毎日地道に続けることで効果があるダイエット法なので、ゆっくりときれいに痩せることができます。
オリーブオイルダイエットの口コミをピックアップ
口コミ状況は、成功者の声が多いようです。オリーブオイルダイエットで、間食をやめられない人でも、食欲が落ち、1週間に1キロずつ、1か月で4キロ痩せた方もいらっしゃいます。
「いつもならお菓子をバクバク食べていたのですがそれがおさまりました!!食欲が明らかに落ちてきました。というより、「味」「量」が増幅され、少し食べただけで満腹感が出るような感じです。」
成功した方もいる反面、苦労していらっしゃった方もいました「一度やってみたけど・・・オリーブオイル飲むとき オェッ ってなっちゃうので3日ぼうずでした(・・;)でも・食欲なくなりましたよ^^;」
基礎知識オリーブオイルの種類
オリーブオイルは、風味や酸度、製造方法などによってピュアオリーブオイル、バージンオイル、エクストラバージンオイルの4つの種類にわけられます。
- ピュアオリーブオイル
質の悪いバージンオイルと精製したオリーブオイルをブレンドし、科学的処理などにより風味を良くしたもの。
- バージンオイル
果実に含まれている油を遠心分離などで抽出し、科学的な処理を施していないもの。
- エクストラバージンオイル
バージンオイルの中で品質が高く、酸度が100g当たり0.8g以下のもの。苦味を感じやすい風味。
おすすめコンテンツ
より効果的にストレスなく実践する方法を紹介します。
おすすめのオリーブオイル
オリーブオイルダイエットで使用するオリーブオイルは なるべく風味やクセがないものを使用するのがコツです。
ピュアオリーブオイルや精製オリーブオイルといったあまり風味の少ないオリーブオイルからはじめてみましょう。
おすすめのオリーブオイルを使ったレシピ
- ヨーグルトにかけて
ヨーグルトにオリーブオイルをかけて食べると、さらに効果が倍増します。食べ方は、毎日ヨーグルト500gに大さじ1~2杯のオリーブオイルをかけるだけです。
さらに、塩を加えるとヨーグルト内の乳酸菌が活発になり効果が増します。ヨーグルトにオリーブオイルと塩小さじ1、レモン果汁小さじ1を加えると美味しいドレッシングにもなります。特に夜は腸の働きが一番活発になるのでおすすめです。
- オリーブオイルディップ
オリーブオイルを小さな容器に移し、中に塩、ニンニクのみじん切り、ボルサミコ酢、パルメザンチーズなどを入れてパンに浸して食べるだけの簡単メニューです。
ダイエット中ですから、パルメザンチーズを少なくして、パンの量も控え、なるべくオリーブオイルをメインとした食べ方を実践してみましょう。
- 漬け込みオリーブオイル
密封できるガラス瓶を用意して、ローズマリーや、にんにく、バジル、チリ、レモンの皮などお好みでオリーブオイルに漬け込みます。
漬け込んだら味が染み込むまで保管するだけで完成するので、余った食材などで簡単に挑戦できます。漬け込む食材によりますが冷蔵庫の中に保管すると、数週間持たせることができます。
まとめ
キッチンにあるオリーブオイルで手軽に実践できるオリーブオイルダイエット。
ただオリーブオイルを飲むだけなのに、意外と効果を感じる人が多いようです。一度やってみる価値はありそうですね。